こんにちは。ピラティススタジオBB仙台泉、インストラクターの佐藤由香です。
今回は、当スタジオに通ってくださっている会員様の 「脳梗塞リハビリ後の歩行改善」 の事例をご紹介します。
■ 脳梗塞後の運動機能回復を目指して
会員様は脳梗塞の後遺症により、右半身に麻痺と痺れがありました。
「医療機関でのリハビリだけでなく、自分でも積極的に身体を動かして早く機能を取り戻したい」との思いから、昨年11月に 仙台泉スタジオ にご来店。
まずは併設ジム「トライリングス」で機能回復トレーニングをスタートし、その後すぐにパーソナルピラティスも併用。身体に無理のない方法で、運動機能改善に取り組まれました。
■ 1ヶ月で歩行に大きな変化
わずか1ヶ月の継続で、歩き方に大きな改善が見られました。

- 改善前:右脚を外側に大きく回しながら歩行し、身体が左右に揺れてしまう状態。
- 改善後:右脚を真っすぐに踏み出せるようになり、左右のブレも減少。理想的な上下のリズムが生まれ、自然に腕が大きく振れるようになりました。

この変化は、歩行を直接「指導」したわけではありません。
無駄な力を取り除き、身体の位置感覚を高める ことで、本来の動きが引き出された結果です。
■ バランス能力も向上
初回は床での片脚立ちも難しかった状態でしたが、現在は ピラティスマシン「コアアライン」 の上でも片脚バランスを取れるまでに改善。

ご本人が目標にされていた
- 「スムーズに歩けるようになりたい」
- 「よくフラついてしまうのを直したい」
といった課題を順調にクリアされています。
■ 生活面・体力面での変化
- 歩行スピードが速くなり、スタジオから笑顔でスタスタと帰られる姿が見られるように。
- 60分セッション後の疲労感が減り、今ではほぼ毎日スタジオに通える体力に。
- 筋肉量は維持しつつ、体脂肪率が2%減少。健康診断の数値も正常値に改善。
「体力が戻ってきた」「健康状態が良くなった」と、ご本人も大変喜ばれています。
■ ピラティスはリハビリ後の運動にも効果的
今回の事例は、脳梗塞リハビリ後の歩行改善 において、ピラティスが大きな力を発揮した一例です。
- 無理なく安全に身体を動かせる
- バランス感覚や体幹の安定性が高まる
- 日常生活での動きが自然に改善される
これらの特徴から、医療リハビリを終えた方が「次の一歩」として選ばれるケースが増えています。
■ まとめ
仙台泉スタジオでは、脳梗塞の後遺症や歩行の不安をお持ちの方にも、安心して取り組めるプログラムをご用意しています。
「もっとスムーズに歩けるようになりたい」
「転びやすさを改善したい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
ピラティスを通じて、皆さまの健康と生活の質の向上をサポートいたします。
仙台泉スタジオ
佐藤 由香
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