【入賞報告】10代フェンサーが取り組むピラティス|ピラティススタジオBB仙台泉

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渡邉 里沙
渡邉 里沙

この記事の執筆者渡邉 里沙                              ピラティススタジオBB 仙台泉 | PHI Pilates インストラクター

この記事でわかること💡
・フェンシングが「片側優位」の競技といわれる理由と、体に生まれやすい左右差
・大会で第3位に入賞した中学生フェンサーが、スタジオで取り組んでいるセッションの中身
・競技に打ち込むジュニア世代が、練習以外の時間で体を整えるという考え方

大会で第3位に入賞されました!

このたび、ピラティススタジオBB仙台泉に通われている中学生のK様が、宮城県気仙沼市で開催されたフェンシングの大会で第3位に入賞されました。日々の練習に加えて、スタジオでのセッションにも継続して取り組んでこられた姿を間近で拝見してきただけに、スタジオとしても大変うれしく思っております。


フェンシングは「片側優位」の競技です

フェンシングは、アンガードと呼ばれる構えから試合が始まります。この構えでは、常に同じ側の足を前に置き、同じ手で剣を持ちます。試合中、選手は前後方向への素早い移動と、前足を大きく踏み込むランジという動作を、何度も何度も繰り返していきます。

つまりフェンシングは、体の左右を均等に使う競技ではなく、片側に負荷が集中しやすい競技だといえます。


片側に偏った動きが続くと、体はどう変化していくのか

同じ側の足を前に出し、同じ手を伸ばし続ける。この動きを毎日積み重ねていくと、体には自然と左右差が生まれていきます。

具体的には、次のような変化が起こりやすくなります。

  • 骨盤が構えの方向に向いたまま、動きのクセとして残る
  • 前足側の股関節まわりが硬くなり、可動域に左右差が出る
  • 胸郭の回旋が片側に偏り、上半身と下半身の連動が取りにくくなる
  • 体幹の安定を支える筋肉の使い方に、左右で差が出る

競技である以上、この構えそのものを変えることはできません。だからこそ、競技以外の時間で体を整えていくことが大切になります。


スタジオではどんなセッションに取り組んでいるのか

ピラティススタジオBB仙台泉のセッションでは、リフォーマーをはじめとするさまざまなマシンを使って、お一人おひとりの体の状態に合わせたピラティスを提供しています。

セッションで意識しているのは、大きく次の3点です。

1. 股関節を、体幹と切り離して動かせるようにする ランジで深く踏み込むためには、骨盤を安定させたまま脚だけを動かす感覚が必要になります。リフォーマー上では、ゆっくりとした負荷のなかでこの感覚を確かめていきます。

2. 左右差に気づける状態をつくる 「どちら側が動かしにくいか」を、ご自身で感じ取れるようになることを大切にしています。日々の練習のなかで、自分で調整できる引き出しが増えていきます。

3. 体幹の支えを、動きのなかで保つ 静止した状態ではなく、手足を動かしながら体幹を保つことで、実際の競技動作に近い形で体の使い方にアプローチしていきます。


立ち姿勢に見られた変化

セッションを重ねるなかで、立った状態の姿勢にも変化が見られました。赤いラインは、体の中心を確認するための基準線です。

横から見た立ち姿勢の比較

耳・肩・股関節・くるぶしの位置関係と、骨盤の傾きの変化にご注目ください。

横から見ると、以前は頭部がやや前方に位置し、骨盤が前に傾いた状態で立っていました。現在は、基準線に対して体の各部位が縦に積み上がる位置に近づいています。

後ろから見た立ち姿勢の比較

後ろから見た場合も、左右の重心の乗り方に差がありましたが、今は両足に均等に体重を預けられる立ち方になってきています。

フェンシングのように片側に負荷が集中する競技では、こうした立ち姿勢の状態を定期的に確認していくことが、体の使い方を整えていくうえでのひとつの目安になります。

※写真は変化の一例です。感じ方や変化のあらわれ方には個人差があります。


競技に取り組むジュニア世代のみなさまへ

ピラティススタジオBB仙台泉店スタッフの集合写真

フェンシングに限らず、野球・テニス・剣道・ゴルフなど、片側を繰り返し使う競技は数多くあります。競技の練習だけでは整えきれない部分に、別の角度からアプローチしていくことが、長く競技を続けていくうえでの土台になります。

ピラティススタジオBBでは会員様お一人お一人としっかり向き合うために継続して研修を行い、会員様に最適なピラティスを提供しております。

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渡邉 里沙(Risa Watanabe)
PHI Pilates インストラクター。

幼い頃からバレエやジャズダンスなどに触れ、舞台表現の指導にも携わる。
自身の表現をより良いものにしたいとトレーニング方法を模索していたところ、マシンピラティスに出会う。


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