■ 日常生活で実感する「肩と腰の変化」
こんにちは。
ピラティススタジオBB仙台泉マネージャーの伊東泉です。
例えば、飛行機の座席上の荷台に荷物を乗せたり下ろしたりする場面を想像してみてください。

もし肩がスムーズに上がる方であれば、腰を反らずに楽に荷物を扱うことができるため、腰痛のリスクはあまりありません。
しかし、肩が上がりにくい方はどうでしょうか?
この場合、肩の動きを補うために腰を反って荷物の上げ下ろしをしなけばならず、その結果として腰や首に余計な負担がかかります。
このような「無意識の代償動作」が習慣すると、腰だけではなく、首や肩にも痛みや違和感が出やすい、ということが想像できますでしょうか?
ピラティスでは、このように「普段の動きを楽にする体の使い方」を整える効果がありますが、今回の記事ではたった1回での体験セッションで姿勢が改善した30代女性の方の事例をご紹介します。
■ 慢性的な首・肩・腰の痛みでお悩みのお客様
今回ご紹介させていただく方は、長時間のデスクワークが続いたことで、首・肩・腰にかけて慢性的な痛みに悩まれていました。
ひどいときには吐き気を感じるほど強い不調に苦しむこともあったそうです。
同じように「肩こり」「腰痛」「姿勢の歪み」でお悩みの方は多く、実際に仙台泉スタジオでも、姿勢改善や慢性痛の予防を目的に体験される方が増えています。
■ 体験1回で感じた効果
体験レッスン後には次のような変化が見られましたので、ぜひご確認ください。体験でのセッション時間は50分です。

- 肩が開き、バンザイ動作がしやすくなった
- 前屈の可動域が大幅に向上
- 「背中のゴリゴリ音がなくなった」「肩が楽になった」とご本人も驚き
真ん中の写真を見ていただくと、バンザイしたときに腕を高く上げようとして腰を反ってしまっていますが、体験終了後は自然と肩が上がるため、腰の反りが減っているのが分かると思います。
冒頭で、飛行機の荷台からの荷物の上げ下ろしの例をご紹介しましたが、例えば高いところに食器を片付ける時、エアコンのメンテナンスをする時にフィルターを外す時、本屋さんで高いところの本を取ろうとした時、このような時に「無意識の代償動作」が続くことで、体の各部位に負担が蓄積され、痛みにつながっていきます。
たった1回、50分の体験セッションでも、体のこわばりがほぐれ、動きやすさを実感していただけました。
■ なぜ一回のセッションでも即時効果が出るのか?
上記のような変化は、私たちパーソナルピラティスの現場ではごく当たり前のことではありますが、ではなぜこのような変化が起きるのでしょうか?
例えば、広背筋という筋肉。この筋肉は、骨盤から始まり、背骨や肋骨を通じて肩甲骨を通り、腕の付け根の部分についている筋肉です。
まさに「広」く「背」についているから、「広背筋」なのですが、腕に付着しているのがポイントです。そして、現代人は、この広背筋が短くなっている方が多いのです。

上のイラストから想像してみてください。
腕を上げると、広背筋の腕側の付着部位が骨盤から離れていきます。筋肉はゴムのように伸びる性質がありますが、硬くなってしまっている場合十分伸びてくれず、肋骨を開き、腰を反ることで腕を上げざるをえません。

改めて写真をご覧いただくと、左側では「肋骨が開き、腰が反る」という代償動作が確認できます。その背景にはいくつかの要因が考えられますが、その一つとして広背筋の硬さが関与している可能性が高いと考えられます。
「肩の筋肉が弱いから腕が上がりにくいわけではない」
パーソナルでピラティスを見させていただく際に、このように観察しアプローチをさせていただいております。
■ ピラティススタジオBB仙台泉の特徴
上記のような見方はごく一部ではありますが、ピラティススタジオBBでは決められたメニューはなく、お一人おひとりの姿勢や筋力、体調に合わせてオーダーメイドでレッスンを行います。
- 運動が久しぶりの方や初心者でも安心
- アスリートやスポーツ愛好家も通う、幅広い層に対応
- 慢性痛の改善からパフォーマンスアップまでサポート
ピラティススタジオBB 仙台泉は、仙台で全くパーソナルピラティスが普及していなかった時期からピラティスを提供してきたスタジオです。
グループのマシンピラティスでは、決められたセリフでセッションを行っているスタジオも多いですが、私たちのスタジオはそのような特徴とは正反対のスタジオとなります。
■ まとめ
仙台泉でピラティスを探している方、
肩こりや腰痛など慢性的な痛みでお悩みの方は、ぜひ一度体験にお越しください。
あなたの身体に合ったレッスンで、日常の不調や姿勢を根本から改善していきましょう。