ピラティスの頻度は週何回がベスト?目的別に理想の回数と効果が現れる期間を解説!

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  • ピラティスは週何回通ったら効果が出る?
  • ピラティスを始めたいけど頻繁に通えなくても大丈夫?
  • ピラティスでダイエットするには週何回通えばいい?

ピラティスを始めたいけど、通う頻度が分からずレッスンを迷っている人は多くいます。忙しくて頻繁に通えない場合は、ピラティスを始めても効果があるのか悩む方もいるでしょう。

この記事では目的別に、おすすめするスタジオ(パーソナル)ピラティスの1週間の頻度や効果が現れる期間を解説します。記事を読めばピラティスの効果が現れるまでの期間が分かり、自分の目的や生活に合ったレッスン頻度が選べます。

ピラティスの頻度は目的や経験によって適切な回数が変わります。仕事や子育てで目的に合った頻度のスタジオ(パーソナル)ピラティスに通えなくても、諦める必要はありません。ピラティスは積み重ねた回数で効果が現れるため、無理せず続けられる頻度が理想の体づくりへの近道です。

週何回が理想?ピラティスの頻度は目的と経験で変わる

中高年層が楽しむピラティス。目的別の頻度で健康効果を高める

スタジオ(パーソナル)ピラティスの理想的な1週間の頻度は、目的や日ごろの運動習慣、経験によって変わります。無理なく続けられるペースを選ぶことが大切です。

運動に慣れない人やスタジオ(パーソナル)ピラティス初心者の人は、動きに慣れるまで週1回からのスタートがおすすめです。最初からスタジオ(パーソナル)ピラティスの回数を増やしすぎると、疲れがたまりやすくフォームが乱れてしまう可能性があります。

スタジオ(パーソナル)ピラティスを受けた後に疲れが抜けないと感じる場合は、2日ほど間を空けて体を回復させましょう。

回復にはアクティブレストが有効な場合もあります。アクティブレストとはストレッチや軽いウォーキングなどの適度な運動を指します。ピラティス呼吸や横になって行うショルダーブリッジなどの軽めのピラティスエクササイズは、毎日行っても問題ありません。

ピラティスは続けるほど体幹が安定し、しなやかに動ける体をつくるエクササイズです。無理をして通うよりも、負担なく続けられるペースの維持が何より重要です。スタジオ(パーソナル)ピラティスで体の変化を感じ始めると、自然と続けやすい頻度が自分でもわかるようになります。

目的別1週間のピラティス頻度の目安

ピラティスを継続する上での頻度と効果。難易度の高いストレッチポーズ

スタジオ(パーソナル)ピラティスは目的によって最適な1週間のレッスン頻度が変わります。スタジオ(パーソナル)ピラティスの頻度を目的別に解説します。

  • 姿勢改善やリフレッシュしたい人は週1〜2回
  • ダイエット・シェイプアップをしたい人は週2〜3回
  • 体幹を強化したい人は週3回

姿勢改善やリフレッシュしたい人は週1〜2回

姿勢の改善や、体を動かしてリフレッシュ効果を感じたい人におすすめする頻度は週1〜2回です。週1〜2回の頻度でも正しい動きを繰り返すことで、呼吸や姿勢が整いやすくなります。

忙しい人でもスタジオ(パーソナル)ピラティスを続けていくと、次第に姿勢や体の変化を感じます。

ダイエット・シェイプアップをしたい人は週2〜3回

ピラティスで効果的にボディメイクし、ウエストをメジャーで測る女性

ダイエット・シェイプアップを目的にスタジオ(パーソナル)ピラティスを始めたい人は週2〜3回が理想です。ピラティスは体の内側と外側の筋肉がバランス良く働くように導くエクササイズです。正しい体の使い方を身に付けて姿勢が改善してくると、体全体の引き締め効果をもたらします。

ダイエットの場合は、スタジオ(パーソナル)ピラティスに加えて食事管理や有酸素運動を行うと効果を実感しやすくなります。厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023」でも、週150〜180分以上の定期的な中等度の身体活動や週2〜3回の筋力トレーニングが勧められています。速歩や軽いジョギングなど「息がややはずんで会話ができる程度の運動」を一緒に取り入れましょう。
» 厚生労働省「身体活動・運動ガイド2023」(外部サイト)

体幹を強化したい人は週3回

姿勢の矯正やスポーツパフォーマンスアップなど体幹強化をしたい人は週3回程度が目安です。スタジオ(パーソナル)ピラティスを週3回程度を続けると、体の内側の筋肉が早い段階で安定します。ピラティスの頻度が高いと、体に疲れがたまりやすくなります。インストラクターと相談しながら、無理のない回数に調整しましょう。

1週間の頻度別ピラティス効果を実感する期間

ピラティスを終えてマットを片付ける女性。効果が現れるまで理想の回数を続ける

ピラティスの効果を実感するには1週間の頻度よりも積み重ねた回数が影響すると考えられています。ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスは「10 回のセッションで気分が良くなり、20 回のセッションで見た目が良くなり、30 回のセッションでまったく新しい体に変わる」と語りました。この言葉は、ピラティスの効果が現れるまでのおおよその目安として知られています。

スタジオ(パーソナル)ピラティスの1週間の頻度から考える効果を感じる時期の目安は以下のとおりです。

スタジオピラティス体の変化を感じる見た目の変化を感じる体全体の変化を感じる
週1回2〜3か月5か月7〜8か月
週2回1〜2か月2〜3か月3〜4か月
週3回1か月1か月半〜2か月2か月半〜3か月

スタジオ(パーソナル)ピラティスは1週間の頻度によって効果が現れるまでの期間が変わります。頻度が少ない場合でも長く続けていくと体の内側から少しずつ変化を感じられるようになります。
» ピラティスは効果が出るまで何か月?期間・頻度・続け方ガイド

週1回の場合は2〜3か月で体の変化に気づく

週1回のスタジオ(パーソナル)ピラティスで、体の変化を感じ始める時期は2〜3か月頃が目安です。具体的には以下のような体の変化が期待できます。

  • 姿勢の改善
  • 肩こり・腰痛の軽減
  • 精神的な安定

週1回のピラティスは、体の負担が少なく心身のリフレッシュや運動習慣作りにも続けやすい頻度です。

週2回程度の場合は2〜3か月で見た目が変化する

週2回の頻度でスタジオ(パーソナル)ピラティスを続けると、2〜3か月程度で見た目の変化が表れます。効果が現れやすい見た目の変化は以下のとおりです。

  • ウエストが引き締まる
  • 背中のラインが改善する
  • ヒップアップを実感する

スタジオピラティスは週2回程度が理想とされていて、体に無理のない期間で見た目の効果を感じられる頻度です。姿勢の改善によりボディラインの変化をもたらします。焦らず続けると着実に体が整っていきます。

週3回程度の場合は2〜3か月で体全体の変化を感じる

ピラティスを継続し、効果が現れて引き締まった体でストレッチをする女性

週3回の頻度でスタジオ(パーソナル)ピラティスを続けると2〜3か月程度で体幹が安定して、しなやかに動きやすくなります。

  • 体の歪みが整い、美しい姿勢が自然と身に付く
  • 体幹が安定して姿勢や動作がしなやかになる
  • 深い呼吸で自律神経のバランスが整う

早いペースで姿勢が整い維持できるだけではなく、深い呼吸が身に付いて自律神経が安定します。週3回程度の頻度は、スポーツパフォーマンスの向上や体幹強化で早く効果を出したい人に向いています。

効果を感じる期間には個人差の影響もある

スタジオ(パーソナル)ピラティスの効果を感じる期間には、個人差も大きく影響しています。頻度に加えてピラティスの効果に影響する主な要因は以下のとおりです。

  • 年齢や体力レベル
  • 個人の体質
  • 食事や運動などの生活習慣

年齢や普段の運動習慣によって、体の変化を受けやすい人もいれば時間をかけて変化が現れる人もいます。家事や育児で忙しく、理想通りの頻度で通えない状況も珍しくありません。ピラティスは1回の運動強度が比較的少なく、継続により効果が期待できるエクササイズです。長期的な視点を持って無理なく続けていきましょう

月2〜4回のピラティスでも効果を高める4つのコツ

明るいスタジオで腕組みをして微笑む、ピラティス指導を行うインストラクターの男女2人

少ない頻度でもスタジオ(パーソナル)ピラティスの効果を高めることは可能です。正しい体の使い方や呼吸法を日常に取り入れて1回ごとのレッスンの質を上げると、ピラティスの効果がより引き出せます。

週1回や月2~4回のスタジオ(パーソナル)ピラティスでも効果を高める4つのコツを解説します。

  1. 自分に合ったインストラクターから直接指導を受ける
  2. ホームピラティスと合わせて行う
  3. マシンピラティスを取り入れる
  4. 継続してトレーニングに取り組む

自分に合ったインストラクターから直接指導を受ける

月2〜4回の頻度では、相性の良いインストラクターから直接指導を受ける方法が効果的です。コミュニケーションが取りやすく、相談しやすいインストラクターとのレッスンであれば、安心して前向きに取り組めます。

体のクセや改善すべきポイントを見抜いてもらいやすく、限られた頻度でも効率良く変化を感じられます。オーダーメイドのプログラムで体の使い方が整い、短い時間でも効果が出やすくなるでしょう。

ホームピラティスと合わせて行う

スタジオ(パーソナル)ピラティスと合わせて自宅で行うホームピラティスを取り入れる方法もおすすめです。レッスンで習った動きを自宅でも再学習すると定着しやすくなります。

ホームピラティスの時間の目安は1日20〜30分です。忙しく時間が作れない場合でも、1回10分程度空いた時間で1日2回行うなど分けて取り組むと続けやすくなります。ホームピラティスは週5日から毎日でも取り組めますが、体の疲れや痛みに繋がらない程度の頻度を心掛けてください。

マシンピラティスを取り入れる

ピラティスでボディメイク。専用のマシン(バレル)を用いた上級者向けのポーズ

マシンピラティスはマシンが動きの軌道をサポートしてくれるため、正しいフォームを身に付けやすく体幹の安定が期待できます。マシンピラティスは専用器具の使用により身体の動きを補助し、正しい姿勢の維持をサポートできる点が特徴です。

個人に合わせて負荷が調整できるため、普段運動習慣が少ない人でも安全に取り組めます。マシンピラティスは1回のレッスンの質が高まるため、効率良くピラティスの効果を高めたい人に適した方法です。

継続してトレーニングに取り組む

スタジオ(パーソナル)ピラティスは月2〜4回の頻度でも効果は十分に現れます。ピラティスは継続により体の軸が安定して効果の実感につながるトレーニングだからです。

ピラティスを無理のない頻度で続けていくと体の柔軟性や筋力、姿勢の改善などを少しずつ実感できるようになります。スタジオ(パーソナル)ピラティスの頻度が少なくても、焦らずコツコツ取り組んでいきましょう。

ピラティスを継続する工夫

ピラティスや運動に必要な道具が用意された、広々としたスタジオの様子

スタジオ(パーソナル)ピラティスを続けるための工夫を3つ紹介します。

  • 通いやすいスタジオを選ぶ
  • 無理のない頻度から始める
  • 小さい変化を大切にする

通いやすいスタジオを選ぶ

スタジオ(パーソナル)ピラティスが続けやすくなるには、レッスンの通いやすさがポイントです。自宅や職場から近い場所にあるスタジオや、希望する時間帯にレッスンが受けられるかどうかが継続のハードルを下げます。

スタジオ(パーソナル)ピラティスの体験レッスンなどを利用して自分の生活に合ったスタジオを選びましょう。

無理のない頻度から始める

ピラティスの効果を高めるために、窓際で気持ちよくストレッチをする女性

スタジオ(パーソナル)ピラティスは自分の体調に合わせて無理のない頻度から始めると、習慣化しやすくなります。スタジオ(パーソナル)ピラティスを始めたばかりの段階は、慣れないトレーニングで疲れやすい時期です。

普段から運動習慣がない人がスタジオ(パーソナル)ピラティスを高頻度に取り組むと、疲れやけがにつながる場合もあります。週1回から始めて徐々に回数を増やすなど体調に合わせた頻度がおすすめです。

小さい変化を大切にする

ピラティスを続けるためには日々の小さな変化に気づいて成功体験を積み重ねることが大切です。ピラティスの効果はすぐに見た目が大きく変わるわけではなく、体の内側の小さな変化として現れます。

以前より体が動かしやすい、体の使い方が変わったなど小さな気づきがモチベーションの維持につながります。

自分に合った頻度でピラティスを日常に取り入れよう

ピラティスの個人指導で、インストラクターがポーズを取りボディメイクを目指す女性をサポート

ピラティスの頻度は、目的や普段の運動習慣によって変わります。自分がどんな変化を求めているかによって、取り組むペースを選ぶことがポイントです。目安としては次のとおりです。

  • 運動習慣をつけたい・心身を整えたい人:週1〜2回
  • きれいな姿勢を身に付けてシェイプアップしたい人:週2〜3回
  • 早く効果を感じてパフォーマンスに活かしたい人:週3回程度

目的にかかわらず共通して大切なのは、無理なく続けられる頻度です。ピラティスは積み重ねた回数で効果が現れるため、週1回でも体の内側から少しずつ変化を感じられるようになります。

スタジオ(パーソナル)ピラティスの頻度が月2〜4回の場合はホームピラティスの組み合わせもおすすめです。ホームピラティスでレッスンを再学習すると、スタジオレッスンの効果がより高まります。

ピラティスを自分の生活リズムや目的に合ったペースで日常に取り入れ、無理なく続けながら理想の状態へ近づいていきましょう。