現場の声から生まれた研修|足部とX脚へのアプローチを学ぶ|ピラティススタジオBB仙台泉

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渡邉 里沙
渡邉 里沙

この記事の執筆者渡邉 里沙                              ピラティススタジオBB 仙台泉 | PHI Pilates インストラクター

この記事でわかること💡
・足部が不安定な方へのアプローチ方法
・X脚の方への股関節アプローチとマーメイドレックス
・仙台泉スタジオが本部講師から学ぶ最新の指導法

こんにちは、ピラティススタジオBB仙台泉の渡邉です。

先日、ピラティススタジオBB恵比寿マネージャーの黒子インストラクターが仙台泉スタジオへお越しくださり、スタッフ向けの技術研修を実施していただきました。

ピラティススタジオBBでは、お客様により質の高いセッションをお届けするため、各スタジオのスタッフが定期的に最新の指導法を学ぶ機会を設けています。今回の研修テーマは、多くのお客様に共通するお悩みである「足部の不安定さ」と「X脚」へのアプローチ。実際のリフォーマーやバレルを使いながら、評価のポイントから具体的なエクササイズの組み立てまで、深く学ばせていただきました。

本記事では、その研修で学んだ内容と、これからお客様のセッションにどう活かしていくのかをレポートいたします。


黒子インストラクターによる仙台泉スタジオ研修

PHI Pilates マスタートレーナー。
東京の専門学校でアスレティックトレーニングを学んだのち、米カリフォルニア州立大学ロングビーチ校に留学し学士号を取得。米国公認資格ATCを取得し、MLSロサンゼルス・ギャラクシーでトレーナーを務めた経歴を持つ。帰国後はピラティスを通じて、アスリートから一般の方まで幅広いクライアントのコンディショニングをサポートしている。

黒子インストラクターは、ピラティススタジオBBで多くのお客様を担当されている経験豊富なインストラクター。解剖学的な視点から一人ひとりのお身体の特徴を読み取り、その方に最適なエクササイズを組み立てる指導が定評です。

研修では、私たちスタッフが日頃のセッションの中で「こういう方にはどうアプローチするのが最適なんだろう?」と感じていた2つのテーマを取り上げていただきました。

  • 足部の不安定さ(外側に体重が乗りやすい、ふらつきやすい など)
  • X脚(膝が内側に入りやすい、股関節の安定感が出にくい など)

どちらも仙台泉スタジオに通われるお客様からよくご相談いただく内容です。一つひとつのエクササイズを実際に体験しながら、「なぜこの動きが必要なのか」「どこを意識して動かすのか」を細かく確認していきました。


捻挫癖のある方へのアプローチ

まず学んだのは、捻挫癖のある方へのアプローチです。

一度足首を捻挫すると、靭帯がゆるみやすくなったり、足首まわりの筋肉のセンサー(固有受容感覚)が働きにくくなったりして、繰り返しやすくなると言われています。足首は立つ・歩く・走るといったあらゆる動作の土台。ここが不安定だと、膝や股関節、骨盤、そして背骨にまで影響が及んでしまいます。研修では、捻挫癖のある方の足部・足首を整えるために、次のような流れでアプローチを学びました。

リフォーマーのフットワーク(応用)

仰向けでフットバーに足を置き、スプリングの抵抗を使って脚を伸ばし・曲げするおなじみのエクササイズ。一見シンプルな動きですが、捻挫癖のある方は無意識に足の外側へ体重が逃げやすく、足裏の使い方にクセが出やすい部位です。研修では、**「母趾球・小趾球・かかとの3点で均等に支える感覚」**を引き出すための足の置き方とキューイングを学びました。スプリングの抵抗を使うことで、自分の足裏のどこにどう体重が乗っているかを丁寧に感じ取れるのもリフォーマーならではのメリットです。


X脚の方へのアプローチ|股関節の「求心性」を高める

続いて学んだのが、X脚の方へのアプローチです。

X脚は、立ったときに膝が内側に寄ってしまう脚の状態。見た目の悩みだけでなく、股関節や膝への負担にもつながりやすいテーマです。黒子インストラクターから、**「X脚の方は股関節の求心性(骨頭が関節の中心におさまる力)が弱くなりやすい」**というポイントを教えていただきました。

そこで活用するのが、バレル(ラダーバレル・スパインコレクター)を使ったマーメイドレックスというエクササイズ。横向きに寝た姿勢から脚を動かし、股関節を中心におさめる感覚を引き出していく内容です。

実際に体験してみると、普段意識しにくい股関節の奥の方にじんわりと働きかけられる感覚があり、終わったあとは脚の付け根まわりが軽く感じました。マーメイドレックスは見た目以上に繊細なコントロールが求められるエクササイズで、お客様に合わせた強度の調整やキューイングが結果を大きく左右することも教えていただきました。


研修を終えて|お客様への還元を目指して

渡邉 里沙
渡邉 里沙

足部もX脚も、「土台」と「中心」というピラティスの基本的な考え方に通じるテーマでした。

日常生活ではなかなか気づきにくい身体のクセに、丁寧に光を当てていく。そして器具を使いながら、必要な筋肉に必要なだけ刺激を入れていく——あらためてピラティスというメソッドの奥深さを実感する研修となりました。

仙台泉スタジオのスタッフ一同、今回学んだ内容を日々のセッションに落とし込み、お客様お一人おひとりの変化をしっかりサポートしてまいります。


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渡邉 里沙(Risa Watanabe)
PHI Pilates インストラクター。

幼い頃からバレエやジャズダンスなどに触れ、舞台表現の指導にも携わる。
自身の表現をより良いものにしたいとトレーニング方法を模索していたところ、マシンピラティスに出会う。


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