コアアラインの背骨に与える効果|ピラティス&コアアラインスタジオB&B 東京・大阪

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コアアラインの背骨に与える効果

コアアライン・ファカルティについて

ピラティススタジオB&B代表の田沢優は、日本人では初めてのバランスボディ社認定のコアアライン・ファカルティの3人のうちの一人です。

ファカルティとは、コアアラインのインストラクターを養成できる権利をもち、日本国内ではマスタートレーナーと呼ばれることもあります。

サクラメントにあるバランスボディ社にて世界各国のピラティスインストラクターとともにファカルティ養成のための1週間を過ごし、英語による実技試験などを経て初めてファカルティになることができます。

ピラティススタジオB&Bでは、2012年から都内で最も早くコアアラインを導入していますが、2015年以降、コアアライン・インストラクターを都内を中心に養成予定です。

既存のピラティスマシンではなかなか感覚が入れにくかった、日常生活に近い立位(立った状態)でのピラティスセッションをするために、コアアラインは最適なツールと言えます。

コアアラインのマジックで背骨が回復

世界最大手のピラティス教育団体&ピラティスマシン製造メーカーであるバランスボディ社が、2013年11月に発表した、「コアアラインによるリハビリの効果」について紹介します。

日常生活からの定期的な身体のメンテナンスが、交通事故による突発的な脊椎損傷や側弯症の手術後の改善スピードに繋がることが報告されています。

コアアラインのマジックで脊椎が回復〜 ジョイ・プレオ 教育プログラムマネージャー(執筆者)

コアアラインは、重度の脊椎損傷後に行うリハビリにおいて、非常に重要な役割を果たしている。
文字通り一歩ずつではあるが、コアアラインは目覚ましい成果を生み出している。
これから述べる2人も、コアアラインを利用して回復した。

●ステファニー

写真は、ステファニーのコアアラインでのトレーニング初日。
コアアラインのマスタートレーナーであるキャサリン&キンバリー姉妹らが撮影。

2013年6月15日、ステファニーは車の正面衝突事故に遭った。
脊椎の損傷はL2(腰椎2番)部分まで達し、6本のあばら骨を骨折した。
重度の損傷と、麻痺予防のため、ステファニーは救急外科に搬送され、脊椎のT11(胸椎11番)からL4(腰椎4番)までの融合手術を受けた。

ステファニーはそれまで、とても活動的だった。
3歳からダンスをはじめ、10年にわたってブロードウェーやラジオシティーでパフォーマンスを行っていた。
体を動かすことが好きな彼女はピラティスにも親しんでおり、10年以上もニューヨークの5番街でピラティスを教えていた。

現在。

交通事故に遭う前に、彼女はコアアラインのトレーニングを受け終えていた。
体力を回復させ、元のように動けるようになるため、ステファニーは手術後90日間のリハビリにコアアライントレーニングを加え、体を作り直した。

彼女の神経科医と理学療法士はみな、彼女の事故前のトレーニングと、手術後のトレーニングの両方があったから今のように回復した、と口をそろえる。
彼女はコアアラインのおかげで、基本的な歩行、体幹の強化、バランス感覚の回復、腰やひざ、足首の強さ、動きと関節部分の回復が可能だったと強く信じている。

●マウラ

マウラは、彼女の親友のウエディングで、メイド・オブ・オナー(友人代表)を務めるはずだった。
彼女はただ、大切なウエディングを楽しみたかった。素敵なハイヒールで一晩中踊ったりして。

彼女は長年、重度の脊椎側弯症で苦しんでいた。
脊椎の変形と、首の痛み、継続的な筋肉痛のため、友人のウエディングの5か月前に手術を受けた。
脊椎のカーブは、約66度と42度だった。
2ロッド、28カ所のネジ固定、腰の左側の骨の自己移植が2012年6月に行われた。

マウラはメガン・バブニス(理学療法士、ピラティス指導者、コアアラインマスタートレーナー)とともにトレーニングを行った。
手術の7か月前からトレーニングを始め、手術後11日して再開し目標を達成しただけでなく手術から4か月以内には、通常の生活に戻っていた。

現在、彼女はこれまでよりも健康だ。

マウラの手術前後でのX線写真、及び彼女が好きなハイヒールを履いてダンスをしている様子。

※本文は、バランスボディ社のホームページの記事を日本語訳したものです。本文はコチラに記載されています。
※バランスボディ社コアアライン エデュケーション・ディレクターのポルシア・ページ氏により、本掲載のアドバイスをいただきました。